【RHEL】RHELでSSH鍵を作成し、TeraTermで使用する方法

RHEL

今回は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)でSSH鍵を作成し、TeraTermで鍵認証でログインするする方法について、初心者の方向けに詳しく解説します。鍵認証を使用することで、パスワード認証よりもさらに安全な接続が可能になります。

SSH鍵の作成方法

SSH鍵の作成は、以下の手順で行います。

1. RHELサーバーにログインします。

2. ターミナルを開き、以下のコマンドを実行して鍵を生成します:

ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "your_email@example.com"

– `-t rsa`: RSA暗号化方式を使用
– `-b 4096`: 4096ビットの鍵長を指定(セキュリティを高めるため)
– `-C “your_email@example.com”`: 鍵を識別するためのコメント(通常はメールアドレスを使用)

3. 鍵の保存場所を聞かれます。デフォルトの`/home/ユーザー名/.ssh/id_rsa`でよければ、そのままEnterキーを押します。

4. パスフレーズの入力を求められます。セキュリティを高めるためにパスフレーズを設定することをお勧めしますが、空欄のままEnterを押すこともできます。

5. 鍵が生成されると、以下のファイルが作成されます:
– `id_rsa`:秘密鍵(絶対に他人に見せてはいけません)
– `id_rsa.pub`:公開鍵(サーバーに登録します)

TeraTermでSSH接続する際の暗号鍵の使い方

以下の手順で、生成したSSH鍵を使ってTeraTermで接続します。

1. TeraTermを起動し、「新しい接続」ウィンドウを開きます。

2. ホスト名(IPアドレスまたはドメイン名)とポート番号(通常は22)を入力します。

3. 「SSH認証」を選択し、「設定」ボタンをクリックします。

4. 「RSA/DSA鍵を使う」にチェックを入れ、「秘密鍵」欄で先ほど生成した秘密鍵ファイル(id_rsa)を選択します。

5. 「OK」をクリックして設定を保存し、「OK」をクリックして接続を開始します。

6. 初回接続時は、サーバーの公開鍵フィンガープリントを確認するよう求められます。確認できたら「続行」をクリックします。

7. パスフレーズを設定した場合は、ここで入力を求められます。

8. これで、パスワードを入力せずにSSH接続が完了します。

セキュリティに関する注意点

1. 秘密鍵(id_rsa)は絶対に他人と共有しないでください。これは、あなたのデジタル署名のようなものです。

2. 公開鍵(id_rsa.pub)は、接続先のサーバーの`~/.ssh/authorized_keys`ファイルに追加する必要があります。

3. パスフレーズを使用することで、万が一秘密鍵が漏洩した場合でも、追加のセキュリティレイヤーとなります。

4. 定期的に鍵を更新することをお勧めします。古い鍵を削除する前に、新しい鍵が正常に機能することを確認してください。

まとめ

RHELでのSSH鍵の作成とTeraTermでの使用方法について、初心者の方にも分かりやすく解説しました。SSH鍵認証を使用することで、セキュリティを向上させつつ、便利にリモートサーバーにアクセスすることができます。この方法を使いこなすことで、より安全で効率的なサーバー管理が可能になります。

【注意】

このブログは技術に関する知識や経験を共有することを目的としており、情報の正確性に努めていますが、その内容の正確性や完全性を保証するものではありません。ブログの情報を利用する場合は、自己の責任において行動してください。ブログの内容に基づいて行った行動や決定によって生じた損害や被害について、筆者は一切の責任を負いません。

 

記事の内容の一部は、生成AIで作成しています。

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この記事の作者
StarTeller

30歳で異業種からITエンジニアへ転身し、10年以上にわたりインフラエンジニアとして様々な現場でシステム構築・運用に携わってきました。

得意分野はLinux/Windowsのサーバー構築・運用で、ネットワークやAWSなども実務で活用しています。

このブログでは、これまでの業務で培った経験を基に、日々の業務で遭遇した問題の解決方法や、システム構築の具体的な手順を解説。現場のエンジニアが実際に「困ったとき」に参照できる情報を意識して投稿していこうと思っています。

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